埼玉で泊りがけで出かけるに値するスポットといえば秩父でしょう。秩父には大自然が満載です。週末になると、登山客などのレジャー目的の観光客で込みあいます。その秩父でも名前を聞いたことがあるであろう土地が長瀞です。秩父郡長瀞は自然の景観がきれいな町です。もちろん散策し、風の音や木々の匂いで自然を感じるのもいいのですが、長瀞といえばやはりラフティングこそ自然を感じられるものだと思います。

ラフティングとは、「ラフト」と呼ばれるゴムボートに乗り、渓流を下るアウトドアスポーツです。激しいスポーツのように思われるかも知れませんが、特別な技術や体力が必要なものではないのでスポーツというよりもアクティビティと思ってもらって結構です。ラフティングは水しぶきを浴びながら、ジェットコースターのようなスリルと爽快感を味わうことができる上、これらを仲間と力を合わせながらクリアしていくことでチームワークを満喫することができます。それは家族であり、カップルであり、友人であり、共通の目的（ミッション）をクリアした後には更に深い絆が刻まれることでしょう。

長瀞には荒川の上流部分が流れており、急流も渓谷もどちらも存在します。激流下りも楽しめれば、のんびり川遊びも楽しめます。名勝天然記念物の長瀞岩畳をどう見るかはあなた次第です。長瀞でラフティングサービスを営む会社はいくつかありますが、最も充実したツアーが楽しめるのがカヌーテラフティング。カヌーテラフティングならキッズ割を使って家族でお得に楽しむこともできますし、通常は8人乗りのラフトしかないものが、なぜかここには10人乗りのラフトがありますので大所帯で行っても2組に分かれたりする必要がありません。

ラフティングは4月～11月まで楽しめますが、やはり一番混みあうのが夏です。夏を前に、今年の夏は長瀞でラフティング体験などいかがですか？